■台湾での留学先は?
私の知っている範囲では、外国人が中国語学習を目的に台湾に留学しようとする場合は、各大学や高等専門学校などが開設している中国語
(北京語)学校にまず入るのが普通です。うわさでよく聞くのは国立師範大学の中国語学校で、ここを卒業して中国語人材に育った日本人も多く、入学者の評判がいいようですが、その他にも、各地の学校で開設されていますので、詳しい情報については、以下のホームページを参考にして、各大学のホームページ
をみてください。大学宛には簡単な英語でメールで
の問い合わせもできるはずです。
「海外移住情報」(各地域への居住方法の紹介。アジアの部に「台湾」がある。)
http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/taiwan.html
中華民国教育部
(日本で言えば文部省にあたる中華民国・台湾の教育行政府。
トップページの「網站導覽」を押しメニューページに入ると左側メニューの「各級學校」があるので、その中から「大学校院」を選ぶ。学校に関するリンクなどから、たどっていくと各種の学校が見つけられる
。)
日本語では「オールアバウトJapan」に台湾留学の紹介があります。有名な語学学校の紹介やビザの手続きもでている
ので、台湾への留学を具体的に考えている人には、参考になるでしょう。(http://allabout.co.jp/travel/traveltaiwan/closeup/CU20011029A/index-daxue.htm)
■中国語学校のカリキュラム
台北にある中国語学校は、日本人専用の教科書を用意している学校もあり、コースや期間もいろいろ選べるようなので、自分の目的に応じて勉強が可能です。夏休みを利用した短期集中研修も出来るようです。授業の方式としては、日本語の解る講師が翻訳法で解説してくれる場合と直接法によって中国語だけで授業を進める場合もあります。自分の目的と言語能力に応じてどの形態がいいか学校に確かめてみる必要もあるでしょう。
これらの中国語学校は日本の英語学校のような営利事業である塾経営方式ではなく、公教育機関である各大学、高等専門学校が開設しているものが中心ですから、その点では欧米の大学が開いている各国語学校に行くのと同じような形です。留学対象の信用度としては悪くないと思います。
これらの学校に在学している学生には、留学生ビザが発行されますから、滞在資格としても安心でしょう。
■台湾の居住環境
また、生活環境の点でも台湾は日本人には過ごしやすいと思われます。台北などの大都市の環境と生活レベルは日本の都市とほぼ同じで、基本的な生活の利便性は全く変わりありません。交通関係は日本より規制が緩いので、交通事故には十分注意する必要がありますが、その他の点では東京の繁華街と同じようなもので、大都市で生活する際の注意を守っていれば、生活には何の不便も不安もありません。生活費としては、台北市内を例に取れば、部屋代は日本の東京とほぼ同じレベルでこれが大変ですが、その他の食費、交通費、日用品、娯楽費などはほぼ全て日本の半額以下で済みます。特に食文化の国ですから食べるものは何でも豊富に安く手に入ります。活気あふれる街頭の人混みになれてしまえば、こんなに多様性に富んだ活力のある国なのかと、短期間滞在するだけでも「台湾の奇跡」が実感できると思います。
具体的な留学の手続きは、次のページに詳しく紹介されていますので、留学をお考えの方は是非ご覧ください。 中華民国・台湾ホームページ
(中華民国・台湾の日本駐在事務所による公式ホームページ。各種紹介を始め詳しい留学手続き案内もある
。メニュー左側の「中華民国の手引き」中の「査證」、「留学」を参照。http://www.roc-taiwan.or.jp/study/index.html。)
同志社大学の名和研究室:台湾留学ガイド(http://www1.doshisha.ac.jp/~mnawa/)
中国大陸と台湾への留学案内と体験記がある。実際に留学した経験から説明されているので、具体的で分かりやすい。中国関係のホームページを見るための情報も詳しい。
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